2016/12/18
インフルエンザの患者さんがじわじわと増えてきている。2年前の年末は流行のピークと重なって休日診療所は破滅的な大混雑となった。さて、今年はどうだろうか。
このグラフは川崎市感染症情報システム・リアルタイムサーベイランスの集計からもってきたもの。
平穏だった昨年(青)と比べて、右肩上がりに上がってきている。ただ、ここには出ていないが一昨年に比べたら立ち上がりは緩やかだ。
現在の流行の中心は成人で、親がもらってきたのが子どもにうつって、その子どもが保育園や幼稚園、学校で周りに拡げるという図式になっている。
流行株は主にA香港だが、2009pdm も出ている。B型も出ているが少ない。
幼稚園も学校もまだ終業式ではないので、来週の週明けがちょっと怖い。
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