診療日誌

耳垢取り

10年05月14日

熱があってのどや鼻の症状があるときは中耳炎も忘れてはならない。というのは、業界の常識ではあるけれど耳をのぞいてみても耳垢で鼓膜は全く見えないと言うことはよくあること。

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 耳垢の程度にもよるが、耳垢を取ってまで鼓膜をきちんと観察するという診療態度ではなかった。時に気が向いてピンセットで巨大耳垢を取り出して喜ぶこともあったが、たいていは耳鼻科に行って取ってもらいましょうと勧めるだけだった。

耳垢取りをしないのは、時間と手間がかかるので忙しいときはとてもやっていられないという事もある。何より、簡単に耳垢取りにができる道具が手許にないことが大きい。

一番の問題は両手をフリーにして耳の中に光を入れることで、耳鼻科では当たり前にできることなのだが小児科ではなかなかそれが難しい。

前から気になっていて使ってみたいと思っていたのがウエルチアレンのヘッドライトルーペ ルミビュー。

ええー買ってしまおうと思って取次業者さんに発注したのだが、高いものでもあるし、とりあえずデモ機を借りて使ってみたらと言うので先日到着。

早速使ってみたが、案外うまく耳の穴に光が入らない。拡大されたピンセットの動きが思うようにコントロールできない。これは結構修行が要りそう。

貸出期間中にマスターできなかったら買うのはやめようかなと、メーカーの貸し出し意図とは反対の気持ちになっている。

カテゴリー:クリニックのあれこれ

コメント(1)

耳垢取りは奥が深そうですね。ヘッドライトはまだ使ったことがないです。でもウエルチアレンオペレーティング型耳鏡ヘッドでは横から耳鼻科鉗子で奥の方でなければかなり取れます。

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