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こんなときどうしましょやけどにご注意子どもの家庭での事故の中で火傷は転落、誤飲などとならんで多いものです。特にこれから冬にかけては暖房器具による火傷が増えます。ストーブやファンヒーターの送風口などをさわったり手を入れたりするものです。小さな子どもさんのいる家庭ではなるべくこうした熱源をさわれるような暖房器具は避けたいものですが、どうしても使わざるを得ない場合には子どもが近づけないように柵ををつけるなどの工夫が必要でしょう。ポットや茶碗などにはいった熱湯をかぶってしまう事故もよくあります。子どもの手が届くところにこうした危険のあるものを置かない、テーブルの上やアイロン使用中はそこから目を離さないように心がけることが必要です。 万一火傷をしたときの対処ですが、まず第一に冷水で冷やすことです。服の上から湯をかぶったような場合は水をかけてからハサミで服を切って脱がしましょう。流水で冷やせる場所なら20-30分水を流しっぱなしにします。流せないようなら冷水で絞ったタオルを何度も交換して冷やします。火傷の部位が赤くなったり水ぶくれ程度ならその後ゆっくり病院に連れていけばいいですが、皮膚がただれるような火傷や全身の5%(片腕の半分程度)以上の広範囲の火傷の場合は冷やしながら救急車を呼びます。 でも何といっても転ばぬ先の杖です。ご注意を。 2003/5/5 4:44 更新 |
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