| トップ>ご案内>診療のご案内>予防接種 /戻る | |||||||||
予防接種
予防接種を受けるにあたって赤ちゃんにとって最初の1年目は予防接種の連続です。ツベルクリン、BCGに始まり、ポリオが2回、三種混合(DPT)が3回、あります。1歳を過ぎると麻疹ワクチンが待っています。B型肝炎まで受けるとほとんど毎月になります。本当に全部受けなくてはいけないのでしょうか、という疑問をお持ちになる方もいると思います。新聞に「2種混合ワクチンで死亡事故?!」などという記事が載ったりするとなおさらです。予防接種には二つの側面があります。ひとつは個人の健康の防衛です。これは予防接種によって免疫をつけて病気にかからないようにするということです。もうひとつ、病気を流行らせないようにして弱い人に病気をうつさないようにするという面もあります。 たとえば、百日咳は生後1カ月以内の赤ちゃんがかかると呼吸が止まったりして大変危険な病気ですが、まだこの時点では予防接種はできません。もし兄弟がいてその子が免疫を持っていなかったらどこかで百日咳をもらってきて赤ちゃんにうつすかもしれません。免疫を持っていない人の数が多いほど病気は流行りやすくなります。病気が流行ればかかると危険な人たちにもうつる機会が多くなります。 今私たちの周辺では命にかかわる伝染病は影を潜めたかのように見えます。これには栄養状態や衛生状態が良くなって病気が流行る素地が少なくなったからだという考えもあります。かつて百日咳のワクチンに不純物が多くて接種の副作用が多発して接種率が大幅に下がったことがありました。この時にはやはり百日咳が流行しています。多くの人が予防接種によって免疫を持っているために病気が流行りにくくなっているという面が大きいことがわかります。その後百日咳ワクチンは改良されて副作用の少ないものになっています。アメリカでは今でも古いタイプのワクチンを使っていますが、発熱など少しぐらいの副作用は受容してしまう国民性なのでしょうか。 ただ、予防接種が有効だとしても接種に伴う危険が大きければうけるメリットがありません。天然痘はこの地上から姿を消しましたがそれまでに多くの副作用で苦しむ人が出ました。理想的な予防接種は効果が100%で副作用がゼロというものです。そのために多くの努力が払われてはいますが、現実にはそうはいきません。ですから予防接種を受けるのには接種に伴う危険と受けることによって得られるメリットを天秤に掛ける事になります。その点から言うと今法律で接種が勧奨されているもの(DPT、ポリオ、麻疹、風疹)は受ける方のメリットが危険に較べてはるかに大きいということになると思います。 予防接種を受けるときに問診票に記入しますが、その中に「「予防接種とこどもの健康」というパンフレットを読みましたか」と言う質問があります。皆さん○をつけていらっしゃるのですが(そうでないと接種できないので)ほんとうにちゃんと読んでおきましょう。 これから受ける予防接種をちゃんと理解して受けるということがとても大事だと思っています。 任意接種のワクチンについて
診療時間 / アクセス / 施設のようす/ 電話予約制について |
|||||||||
|
All contents Copyright Kataoka-Pediatric-Clinic. Kanagawa, Japan. |
|||||||||