2020/04/09
4月8日に神奈川県を含む1都1府5県に緊急事態宣言が発せられました。
これに伴い、移動の制限、外出自粛の要請がなされています。
業種によっては、営業の自粛を求められ、市民生活に大きな制限がかかっています。
医療は社会の基本的インフラとして大きな制限はかかっていませんので、クリニックは通常通りの診療です。
予防接種や健診も時間と空間を区切って通常通りに実施しています。
一般診療は予約枠の人数を大幅に減らして、待合室での接触が最小限になるようにしています。
発熱と風邪症状のある方は、来院前に電話していただいて来院時間の調整を行い、隔離診察室で診察しますのでご協力をお願いします。
クリニックの患者さん情報をお伝えしますと、まず、何と言ってもガラガラです。
新型コロナじゃないかと心配されてこられる方もいますが、現在保育園などで乳幼児の感染者はいません。
小児の新型コロナ感染者のほとんどは、両親などからの家族内での感染です。家族内感染では乳幼児が発端者となるケースはほとんどないと言っていいでしょう。
このご時世に発熱や風邪症状があると、もしや新型コロナかというご心配はあると思いますが、川崎市の4月9日現在の状況から考えると風邪症状のお子さんの症状は99%以上の確率で新型コロナではありません。
万が一、新型コロナであったとしても、小児の重症化率は低くほとんどが「普通の風邪」で終わります。
過度の心配はせず、かといって病気をあなどらず、マメな手洗い、マスクの着用、「密閉、密集、密接の3密」を避けるなどしてわが身を守りひいてはみんなを守るようにしましょう。
皆さんと、知恵と力をあわせてこの辛い時期を乗りきっていきたいと思います。