1996年2月に小児科クリニックを開院して、すでに20年を越えました。この間二度の改装を行いましたが診療体制ほとんど変わっていません。クリニックとしての規模が大きくならなかったけれど、潰れることもなく、地域の小児医療を支えることができたのかなと思っています。
開業当初は勤務医時代に診ていた患者さんと違って、元気な子どもが対象であることに戸惑いました。
何でこんな元気な子が病院に来るんだと。
ちょっと、怒っていました。
でもそれは、違いました。
その元気な子の健康を守るサポートこそが大切。
そして、その中に数は少ないけれど見逃してはならない重大な病気があることもわかりました。
開業して20年経った今、世の中は少子化ということでこれからの小児科は大変だと言われてきました。しかし、川崎市に限って言えば子育て世代の人口流入が多いため少子化に直面するのはもう少し先のことになります。
今は小児人口の増加と働き方の変化による保育園の需要増で小児科医の不足感がありますが、地域の開業小児科医は小児人口の増加を大きく越えるペースで増えています。これからは医療機関同士の競争競合が激しくなってくるでしょう。
このホームページは、1999年にAdbe Page Millで作った手作りページから数えて5代目のリニューアルになります。
だいぶ前から手作りはやめて業者さんにお願いしています。
これからもよろしくお願い申し上げます。