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ヒブワクチンについて

2008/11/14

 ヒブ菌とヒブワクチンについて知りたいのですが

●ヒブ(Hib)はヘモフィルス属インフルエンザ桿菌b型(Haemophils InfluenzaeType b)という細菌の略称です。

「インフルエンザ」という名前がつくので毎年流行るインフルエンザと混同しやすいのですが、全く関係ありません。昔ウイルスの存在がまだ知られなかった時代に、この細菌がインフルエンザの原因だとする研究があってインフルエンザ桿菌と名付けらたのです。その後インフルエンザの原因はウイルスだということがわかりましたが、名前がそのまま残ってしまいました。混同を避けるために「インフルエンザ」という語句は使わないようにして「ヒブ(Hib)」と呼ぶようになっています。
インフルエンザ桿菌にはいくつかのタイプがあります。その中で「b型(Hib)」と呼ばれる菌が細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎、肺炎などの重症感染症を引き起こします。
小児の細菌性髄膜炎の半分以上がヒブ(Hib)菌によるものです。
日本では毎年600人ほどの子どもがヒブ(Hib)菌による髄膜炎にかかり、そのうち5%が死亡、約20%に後遺症が残ります。

 

●ヒブ(Hib)ワクチンについて
10年以上前に北米ではヒブワクチンが定期接種になりました。これを境にヒブ菌による髄膜炎や喉頭蓋炎が激減して今ではほとんど見かけなくなりました。ヨーロッパや近隣の中国、韓国、台湾などでもすでに定期接種が行われています。
これらの国々の接種の経験では大きな副作用の報告はありません。
日本では昨年フランス製のヒブワクチン「アクトヒブ」の輸入が承認され、2008年12月から供給されることになりました。しかし、麻しん・風しんなどと同じ「定期予防接種」としてではなくおたふくかぜ・水ぼうそうなどと同じ「任意接種」となっています。
「任意接種」では接種費用は原則として自費になります。また「任意接種」では健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく救済を受けられません。鹿児島県・宮崎県など一部自治体では補助を出すところも出てきています。

 

●ヒブ(Hib)ワクチンの接種スケジュールは

5歳以下の子どもに接種します。

接種開始時の月例によって回数が異なります。

 

2ヶ月~7ヶ月
DPT3種混合と同じように初回3回、追加(1年後)1回の計4回。
DPTと同時に接種するのがよいでしょう。
7ヶ月~12ヶ月
初回2回、追加(1年後)1回
1歳~5歳
1回のみ

 

●ヒブワクチンの接種費用は

当院での接種料金は1回につき7350円(消費税こみ)としました。


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