2009/08/05
レセプトオンラインの請求は毎月5日から10日までの間に行う。今日が初めての電送本番である。
午前中のレセコンの業務が終わったのを確認して、ORCAのサーバー機を院内LANからONUへの直接接続に切り替える。接続アシスタントというのがデスクトップにあるので、それを使うとオンライン請求の回線に繋がる。
続いて、フロッピーをマウントする。レセプトの電子データはいったんフロッピーに落としてある。今まではこのフロッピーを宅配便で送っていた。今度は、その中身のファイルを電送すると言うわけである。どうしてフロッピーなのかは理解しがたいのだが、電送に失敗したらフロッピーを宅配便で送ればいいし、残しておけば控えにもなると言われた。うーむ、IT化とはそういうものだろうか。
Linuxではフロッピーディスクをドライブ挿入しただけではディスクが認識されない。「コンピュータ」を開いて、「フロッピードライブ」をダブルクリックするとデスクトップにフロッピーのアイコンが出てきてこれでマウントされたことになる。取り出すときは右クリックで「アンマウント」を選んで、ドライブのぽっちを押して取り出す。
Macの簡単な操作になれていると戸惑うばかりである。
オンライン請求用のアプリを起動して、まずは支払基金への請求を試みる。
トップの画面から「社保支払基金」を選ぶと、パスワードを要求する画面がでる。
あれ、このパスワードって何?。オンライン用に設定したパスワードを入れても違ってますと言われてはじかれる。おかしい。
仕方なくサポート業者に電話。
えーっと、そこはですねえ、何も入力しないで「OK」を押して下さい。手順書にそう書いてありますね。
当方、手順書はプリントしていなかった。
確かに、何も入力しないで「OK」で次に進む。
「返戻」という所があるのでクリックしてみると「1件」と表示されている。
「ダウンロード」を選ぶ。ダウンロードしたファイルを開くアプリケーションがないので表示できないと言われてしまう。
まあ、いい、返戻は後回し。
サポート業者さんに聞いたら、返戻を含めてオンライン請求ができるのはORCAの新しいバージョンからで当院で使っているのは返戻に対応していないという。
じゃ、どうすればいいの。
返戻は紙で送られてきますから、それを手書きで訂正して郵便で送って下さい・・・・
あ、なるべく早くバージョンアップ作業をしますから・・・
ということで、返戻は無視。
フロッピーのファイルが認識されたら、請求ボタンを押すだけ。
その後、訂正が無ければ「確定」の操作をする。
それで、終わり。
同じ作業を「国保」についても繰り返す。
ホントにこれでいいのか、とても不安が残る。
領収書みたいなものが表示されればいいのだがそれもないようだ。
このレセプトオンライン請求システム、システムの美しさというものがない。
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