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かたおか小児科クリニック

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クリニックのコロナ事情

2021/08/11

7月最後の週からクリニックでのコロナの検査数が急増している。
8月に入ってからの検査陽性率は50%近い。

当院は発熱・検査等医療機関に登録している。近隣の小児科標榜の医療機関の多くが小児のコロナ疑いの発熱に対応しないこともあるのだろう。問い合わせがひっきりなしで、その対応に看護師が1人が丸々取られるような状況になっている。
とにかく、患者さんの受診調整が大変だ。
当院のコロナに対応できる隔離診察室は一つしかない。隔離の待合室はない。そういう中での調整である。
検査を希望される方は、できれば車で来院していただいて、駐車場で待っていただく。車が使えない方は、細かく時間調整して来院時間を指定して、隔離診察室が空いているだろう時間においでいただく。時には外で隔離診察室が空くまで待っていただく事もある。
今は、何とかお断りする事なく対応はできているのだが、これからはきびしくなるかも知れない。
一番気を遣っているのは、予防接種、健診、慢性疾患の定期受診などの方達が安心して受診できる体制だ。さいわい、当院の隔離診察室は入口への動線、空調や換気も通常の診療空間と分けることができている。
ふだんの診療を安全に行って、コロナの対応をできるだけ行っていきたいと考えている。


“クリニックのコロナ事情” への4件のフィードバック

  1. かねこ より:

    いつもお世話になっております。
    その後、コロナの検査数は変化していますか?
    子供が発熱し、検査していただくべきか迷っていましたところ、先生のブログにたどり着きました。

  2. かねこ より:

    合わせてご質問です。
    この夏の子供のコロナの症状について、どのような特徴があったか知りたいです。
    高熱・微熱、乾いた咳・湿った咳、鼻水の有無など。

    また、お子さんが陽性だと、保護者がすでに陽性の可能性が高いのでしょうか?
    お手数をおかけします。

  3. admin_k_t_o_k より:

    9月に入って、PCR検査、抗原検査いずれも大幅に減少しています。
    ここ1週間はゼロです。
    子どもが感染するのは、家庭内が7割、学校や保育園、塾などでの感染が2割くらいでそれも大半は大人からです。
    子どもが陽性になったときは、両親が既に陽性である事が多いです。
    当院でみた子どもケースで重症・中等症例はありません。無症状か、軽い発熱のみ。乾いた咳が出る場合もありますが、酸素飽和度が下がって肺炎を疑ってケースはありませんでした。鼻水はコロナの症状と関係ないと考えています。

    • かねこ より:

      ご返信ありがとうございました。
      無症状か軽い発熱程度を見極めて検査してくださる先生が身近におられること、心強いです。
      我が子は幸い熱は下がり、他家族には風邪症状がないので、コロナではないのかな?と感じていますが、気を緩めずに過ごしたいです。
      コロナでお世話になることがないよう祈りつつ、これからもよろしくお願いいたします。

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