2010/10/14
10月7日の毎日新聞。
ヒブ、小児用肺炎球菌、HPV(子宮頚癌)の3ワクチンが公費負担になりそうだということが報じられた。厚生科学審議会の予防接種部会がこの3ワクチンを定期化するようにとの報告書を出したというのだが、残念ながら「定期化」ということではない。しかもB型肝炎、水痘、おたふくかぜワクチンなどは蚊帳の外である。
どうやら補正予算を組んで国が半分自治体が半分ずつ助成して無料化するということらしい。
麻しん・風しん(MR)ワクチンやDPT3種混合のように予防接種法に定めた定期接種としてではなく任意接種のままのようだ。
補助にも所得制限があったり、半額の補助ができない自治体では助成は無い可能性があったりと不公平な所もありそう。
新しいワクチンが助成対象になるのはいいのだが、とても手放しで喜べるようなものではない。
今、一番心配なのは公費助成があるのならばそれまで接種を待とうと考える人が出てこないかと言うこと。
ヒブにしろ肺炎球菌にしろ接種は1ヶ月でも早い方がよい。特に2歳以下ではそうだ。
今週 1人肺炎球菌の菌血症の患者さんが出たがワクチンは未接種だった。
公費助成を待たずに予定通り接種されることを強くお薦めしたい。
ヒブにしろ肺炎球菌にしろ接種は1ヶ月でも早い方がよい。特に2歳以下ではそうだ。
今週 1人肺炎球菌の菌血症の患者さんが出たがワクチンは未接種だった。
公費助成を待たずに予定通り接種されることを強くお薦めしたい。http://www.discountbootsuk.com/