2013/05/16
中国での鳥インフルエンザA(H7N9)の患者は増え続けている。ヒトーヒト感染が確実にあるということではないが、対岸の火事とは言ってられない状況になっている。
台湾でも中国への渡航者の発症が確認されている。
その台湾旅行帰りで、帰国前に発熱したという患者さんが来た。
空港の赤外線体温感知器には引っかかったものの検疫は通してもらえたらしい。
症状からは普通の風邪と思われたが、心配されているのでインフルエンザの迅速検査をおこなった。当然結果は陰性で大事にはならずにすんだが、これからはこういうケースが増えることが予想される。
先週は近隣の中学生がA型インフルエンザ。
このご時世でA型となると一瞬どきっとする。
もちろん渡航歴もなく、症状もごく軽いものでA(H7N9)を疑うようなものではないのだが。
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