2013/02/09
土曜日午前中のインフルエンザの新患は3人。
今シーズンのインフルエンザはあっという間に終息しそうな勢い。
現在流行中のA香港型は昨シーズンも流行したもので、多くの人は昨シーズンのうちにかかっている。ウイルスが変異するとは言っても、2年連続でA香港にかかったと言う人はいてもわずかなものだろう。
ただし、これからB型が増えてくる時期になるのでもうインフルエンザは終わりかというとそうではない。
例年春先にかけてだらだらとしたB型の波が続く。
今季のワクチンは効いていたのか。
これはシーズンが終わって調査されることになるが、これまでの印象では、やはり悪寒を伴う高熱と全身症状はワクチンを接種していない人に多いように思う。
当院では今のところ重症例は1例もない。
熱性痙攣をおこした子が3名ほどいた。一人は院内で起こして意識の戻りが悪かったので病院を紹介したが結局熱性痙攣という結論で入院には至らなかった。
先日病院小児科の先生方と話す機会があったが、やはり重症例は少ないそうだ。それでも脳症の入院があったばかりという病院もあって、やはり痙攣を起こされるとちょっとイヤな感じはする。
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