梶が谷駅から徒歩9分
かたおか小児科クリニック
2009/05/08
朝から大雨である。昨日もあれだけ降ったというのにまだ足りないのだろうか。
ともあれ、大雨のおかげで午前中はヒマ。
新型インフルエンザ対策を検討する。
医師会からファックスされてきた新型インフルエンザ対策をもう一度読み直す。
基本的には疑わしい症例があれば保健所に電話で相談、患者さんの紹介先は発熱外来＝市立川崎病院ということで良さそうだ。
ただし、川崎病院は遠いのでできれば北部に最低でももう１箇所、多摩病院が引き受けてくれるといいのだが。
「蔓延地から帰国して１０日以内に発熱や筋肉痛などインフルエンザが疑われる症状のある人は申し出てください」という貼り紙をだす。
これから困るかも知れない事態。
連休中に海外に行っていた子どもさんも多いだろう。そんな子どもが１０日以内に熱を出す可能性は結構ある。横浜の高校生のように学校にまで取材に来られて大変だったようだ。あんな目に遭うくらいならどうせ罹っていても症状は普通のインフルエンザと大差ないようだから黙っていようという人も出てくるだろう。
保育園などで熱や咳がでると「インフルエンザかどうか調べてきてもらってください。」といわれて検査に来られる方がいる。
これからは、今まで以上にこういう対応が増えるに違いない。
話を聞いただけでこれは違うよというケースが圧倒的に多いのである。保育園関係者の方はくれぐれも「検査してシロでないかぎり登園させない」という対応はしないで頂きたい。
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