2008/09/03
週明けの月曜日が結構混雑したのでこれからは秋モードか、忙しくなるぞと思ったのだがどうも違うようだ。昨日、今日と激ヒマ。
例年9月第2週まではヒマなのでこれは当然のこと。だが今年は例年の夏に比べても明らかにヒマ。病院などでも小児科の入院患者が極端に少なくなって困っているという話である。
成人の病気と違って子どもの病気は季節変動が激しい。冬場のインフルエンザシーズンなどは予約もあふれ直接来院する人で待合室もあふれて大変なのだが、夏場はうってかわって閑散としている。病院などでは月々のベッド利用率で診療科の評価がされるので責任者は自分のせいでもないのに大変な想いをしなくてはならない。下手をすると医師定員を減らさる。減らされるとアクティビティが落ちるので患者が減る。するとまた定員削減という悪循環に陥る。なので、ヒマになる夏場は病院小児科にとって正念場なのである。
こうした季節変動を病院経営者に理解してもらわないと病院小児科は立ちゆかなくなる。開業小児科は、まあ、こんなもんだと自分で受け入れるしかないのであるが。
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