梶が谷駅から徒歩9分
かたおか小児科クリニック

横浜の山本淳先生が表記のような新しい喘息の本をだした。看護婦さんとの共著である。さっそく送っていただいていたのだが、まだ感想を書いていなかった。

 山本先生の星川小児クリニックは相鉄線の二俣川近くの星川駅に隣接している。当院からだとあざみ野、横浜と２回乗り換えて１時間以上かかる。結構な距離なのだが、当院の近く喘息の患者さんの中には星川まで通院している方が何人かいる。もっと遠くからの患者さんも多いそうで、人気は神奈川全県区ではなく全国区なのである。
読めば、その理由がわかる。この薬さえ飲めば喘息なんか一発で直るとか、そういうはったりが書いてあるわけではない。「喘息」という生き方を上手に生きていくための「案内板」の役割を果たしたいということである。そのためには正しい知識と持続する実践が必要である。タイトルの「やさしい小児喘息の治し方」の「やさしい」はひらがなで書いてあるが力点は「易しい」ではなく「優しい」にあるのだと思う。

患者さんがここに書いてある知識をしっかり身につけて診察室に来られると医者の方もうかうかしていられない。医者の方ももっと勉強をしなくてということになる。これはなかなかよい刺激になるのではないか。

山本先生の著者割引経由で仕入れるとウン％引きで入手できるようなので、当店のカウンターにも並べておくことにする。最近、院長監修の「こどもの病気」関係の本の売れ行きはサッパリなので、一丁てこ入れにということで。

Tweet