2008/12/06
土曜日で感染症情報の集計をする。エライことになっている。
インフルエンザは一人もいなかったのだが、溶連菌感染症が激増しているのだ。感染性胃腸炎も増えているのだが、比べものにならない。
溶連菌は健康保菌者が多いので、検査で陽性になったからといって溶連菌が発熱や嘔吐・頭痛の原因とは限らない。実際、溶連菌感染症と診断した発熱の患者さんで抗菌薬を使っても解熱しないケースもある。これは溶連菌が発熱の原因ではないケースと考えられるが、ほとんどは溶連菌感染症としてよいだろう。
熱が出るとインフルエンザを心配しておいでになる人が多いが、今はインフルエンザより溶連菌感染症・RSウイルス感染症が多いというのが実情である。
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