2008/12/12
カルテの文字色を変えて記載内容の識別や強調をを行うというのはたぶんどの電子カルテでもできるだろう。わがWINEStyleでもできるが、あまりこの機能は使っていなかった。少し前から、予防接種や健診の記載は緑色にすることにした。
重要な情報や警告は赤である。
ワードパネルに登録する文字列にも当然この色を使う。
インフルエンザワクチンの記載なら緑色である。ところがどういう訳か、ワードパネルからカルテに記載したときは指定の文字色になっているのだが、いったんカルテをセーブしてもう一度開いてみるとデフォルトカラーの黒になっている。
どうしてこうなるのかわからないでいたが、黒と緑が混在すると文字色情報は保持されることを発見。
いったん黒で記載して すべてを選択→文字色を緑に とやっても文字色情報は保持される。
なるほど、わかってきたぞ。
ワードパネルの文字列の頭に「黒」の「半角スペース」を入れて、そのあとに「緑」で文字を入力。これでカルテをセーブ。これでセーブしても文字色情報は保持された。でも、行頭の「半角スペース」が気になる。左端が揃わない。
そうか、頭に持ってくる色はべつに「黒」でなくてもいいのだ。カラーパネルのスペクトラムから現在使用している「緑」からごくわずかにずれた「緑」を作ってカラーパネルに保存。ワードパネルの文字列の一文字目の色をこの新しい「緑」にする。これで入力してセーブ。見事文字色情報は保持された。当たり前だがいくら目をこらしてみても1文字目と2文字目の緑の違いはわからない。
以後、文字色を変えたいパネルにシコシコとこの作業を行う。
結構時間がかかったがこれでよし。
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