2008/12/31
久しぶりに年末年始の休日診療所当番が当たった。誰かがやらなくてはいけないのだから公平に順番を回せばよいと思う。毎年というのでは困るけれど何年かに一回くらいならいいだろう。
さすがに朝から混んでいる。休日診療所は9時受け付け開始、10時診療開始となっている。この1時間は何だという市民の声は大きい。出動する方としては診療開始に間に合えばいいじゃん、と10時ぎりぎりに出てくる人が多い。そうすると窓口でもめる。
これはいけない、と言うことで何年か前から朝は9時30分を目処に診療を開始しましょうというおふれが来た。診療開始時間を変更するには市の条例を改正しなくてはいけないらしい。それは大変だからということで看板の診療時間などはそのままで、9時30分始まりの貼り紙が出ている。
私は真面目だから受け付け開始の9時前に到着。どうだ参ったかと見渡したらすでに全員揃っている。何だ、最後じゃないか。
さすがに大晦日。大渋滞こそ起きないが切れ目がほとんどできない。
インフルエンザは小児科だけで3名、内科は何人いたのだろう。その他一番多かったのは感染性胃腸炎。水ぼうそうが3名。
いつもは患者数は小児科の方が圧倒的に数が多いのだが、今日はほぼ均衡している。なので、時々内科の患者もこちらに回ってくる。同じ嘔吐下痢でもおじいちゃんの嘔吐下痢はどうも苦手である。
昼食は蕎麦屋の出前をとるという。どうせのびているだろうから蕎麦はやめにして親子丼を頼む。大晦日に蕎麦屋の出前などたのむものではない。いつまで経っても来ない。電話してもらったら「今出るところ」とか「今作ってます」なんてものではなく「まだ作る工程には入っておりませぬ」と言うこと。そうか、わかったということで親子丼はキャンセル。駅前の松屋まで直行。「牛めし(大)」+「生卵」をかき込んで戻る。
午後もほとんど途切れることなく患者が続いて4時過ぎに2008年のお仕事は全部終了。
あまりややこしいケースもなく、おおむねよし、と言うことであろうか。
では、また来年。
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