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かたおか小児科クリニック

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土曜の急病センター当番

2009/01/18

 昨日の土曜日は小児急病センターの準夜当番。インフルエンザも急増してきているところで混雑は必至という情勢ではあった。午前中もなんだかんだで延長戦となって、昼飯が済んだのが3時頃。急病センターに出かける前に夕食と思っていたのだが、とても食べられるコンディションではない。

 急病センターに着いたところからして、駐車場が満杯で入れない。出動医用に離れた辺鄙なところに駐車スペースがあるらしいのだが、そんなところを探して入れる時間の余裕はない。仕方なく近くのコインパークに駐める。20分100円だそうな。4時間駐めて1200円か。くそっ。

待合い室はすでに満員で椅子も足りない。7時の開始時間を待たずに診療を始める。圧倒的に発熱が多い。今日朝からとか、さっき出たばかりとか。インフルエンザかどうかが心配な人がほとんど。

10歳代のタミフル使用については原則的には使わないという厚労省の指針がまだ生きているので急病センターでもその方針を踏襲する。主治医と相談して使うというケースはあるだろうが、急病センターの出動医は主治医ではない。

ほとんどがA型なのだが、B型が2人。クリニックでは今季B型は見かけない。やはり急病センターの受診患者の層は広いのだろう。

診れども診れどもデスク脇のカルテは減らない。ちょっと減ったかな、ひとがんばりしたら切れるかな、と思ったら次にどさっと来る。シジフォスの神話である。

インフルエンザばかりではなく、水ぼうそうが多数。胃腸炎がパラパラ。飴が気管に入ったかも知れないという電話相談、血便と高熱の出血性腸炎は病院紹介など、それなりに大変な患者も来る。

4時間途切れなし。11時の深夜帯への引き継ぎのタイミングでまだカルテが2枚残っていた。あと少しで途切れるところだったので残念。

人数は数えなかったが、50人くらいは一人で診たのではないか。クリニックでならこのくらいの時間にこのくらいの人数ならさほど大変ではない。急病センターで大変なのは来る人のほとんどが初対面の初診患者と言うことである。

帰宅してどっと疲れが出る。結局晩飯は食いはぐった。

駐車料金は10時から60分100円になるので1100円で済んだ。それにしても腹が立つ。


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