2009/02/03
今年8月に大宮で開催される外来小児科学会の実行委員をしている。で、何かやっているかと言えば、何もやっていないという中途半端な立ち位置にいる。
ワークショップの応募を締め切ったところで、予定の数にまだ余裕がある。実行委員の中でリーダーになってワークショップをいくつか立ち上げられないかと言う話になって、何もやってないという後ろめたさも手伝ってうっかり手を挙げた。
「カルテ開示・診療情報提供を考える」というのはどうでしょうか・・・と。
まあ、その時はそれで何とかなるだろうと気楽に考えていた。
今うちのクリニックでやっているように、カルテの情報を患者さんにそのまま渡す。そういう事をすれば、患者さんにわからないカルテは書けない。他の医療関係者が見ることも充分に考えられ、医療の内容もいい加減では恥をかくので医療の内容も公開に耐えるものでないといけない。
カルテを開示することは診療の質の向に寄与してめでたしめでたしである。
では、どういうカルテの記載をするのがよいか。ワークショップで知恵を絞って考えましょうという内容にするつもりだった。
他にもカルテを公開している人もいるだろうから、サブリーダーとなって手伝ってもらえばよかろうと考えたのだが、はてさて、そういう人がいない。カルテを開示している人がみあたらないのである。
どうも、これは一人相撲ではなかろうか。そう思ったのではあるが、すでに受理されてしまっているのでこのまま突き進むしかあるまい。
まあ、腹をくくってやりましょう。
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