2009/02/09
感染症情報のグラフでもインフルエンザは先週から減少に転じている。
週明けの今日もインフルエンザの患者さんは少なくはないものの、明らかに先週より減っている。
多くは登校許可書を出すもう治った患者さんである。
登校許可書を書くのにいつ熱が下がったのかを聞くのだが、タミフルやリレンザを使う使わないにかかわらずみな熱の期間が短い。それに症状が軽い。高熱も少ないし、全身の辛い症状もあまりみない。
ワクチン接種をした人はさらに軽いような印象があるのだが、これはなかなか定量化できないので結論はできない。まあ、軽くあってほしいとは願っている。
タミフル耐性のAソ連型が騒がれたが、そもそも今季のインフルエンザは軽症でタミフルは要らないということではなかろうか。今季に限らず、そもそもインフルエンザにタミフルは不要という意見もあるが、私はそこまでは言わない。
一度熱が下がって1−2日の間隔を置いて再発熱する二峰性発熱の人も結構いるのだが、これも二山目の熱では結構ケロッとしている。
要するに重症感がない。
インフルエンザの流行はもうしばらくは続くだろうが、あまり危機感はない。
今週は先週よりさらに減ることは確実だ。
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