2009/03/12
今日は北部小児急病センターの出番だったのだが、交代してくれる方が見つかったので帝京溝口病院での症例検討会&講演会に出席。
成育医療センター救急診療科 境野高資先生
「小児救急医の視点から見たこれからの小児救急と小児医療」
いつもは参加者が少なく開催してくれる病院の先生方には申し訳ない思いなのだが、今日は盛況だった。これは「まい泉」のカツサンドの威力ではなく、講演会の企画によるものだろう。救急隊の方たちも聴きにしていた。
成育医療センターの救急はトロント小児病院をモデルにした、初期救急から三次救急まですべて1箇所でまかなう方式である。救急に充分なマンパワーを投入できるのであれば理想的なシステムなのだが、小児科医不足の現状ではこの方式が全国各地に根付くのはなかなか難しい。
それでも成育医療センターは日本の救急医療のトップランナーでることは間違いない。
境野先生の講演は、救急搬送の話、事故予防と事故のサーベイランスの話、PALS(Pediatric Advanced Life Support)の話、海外の災害救援の話、どれも興味深くうまく短い時間に盛り込まれていた。
とても面白かった。
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