2009/05/02
上記タイトルのファックスが4月30日に医師会から届いた。
「発熱相談センター(各健康福祉センターなどに設置)からの新型インフルエンザ様疾患患者の診療応需依頼(インフルエンザ迅速診断キット検査等含む)に協力いたします。
医療機関名 所在地 院長名 電話番号・・・」
協力可能なら5月1日正午までにFAXにて返信とのことである。
5月2日正午現在 まだ返信をしていない。というか返信を躊躇している。
新型インフルエンザを心配して問い合わせがあった場合は「発熱相談センター(各健康福祉センターに設置)」に回すようにとのお達しが来ている。
直接来院してきた場合は検査等の応需が可能ならその医療機関で対応し、できないようなら「発熱相談センター」に回すことになっている。
このシステムだと「発熱相談センター」は電話を受けたら疑い患者を診察するのではなく「協力医療機関」を紹介してそちらを受診するように指示するだけのようである。つまり、相談は保健所の方で受けるけど、患者さんは協力医療機関に振るから診て頂戴ねということ。「発熱外来協力確認書」ということである。
紹介された医療機関では「新型インフルエンザの疑いがある患者さん」をお迎えしなくて行けない。
当然、隔離室か別室が必要。それがなければ通常の診療はできなくなる。
N95マスクと予防衣を着て検査する事になるだろう。
どうやら今回のは弱毒型らしいから、そんなにピリピリしなくていいよ、気楽に引き受けて頂戴というのかも知れないが「発熱外来」を設置する目的はピリピリして事に当たると言うことな訳だからそうは行かない。
こんなファックス1枚で、わかりました、お引き受けしましょうとは言えないではないか。
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