2009/06/05
川崎市で3カ所目となる病児保育施設「エンゼル高津」が6月1日から稼働している。毎週金曜日の回診を担当することになったので今日が初出動ということになった。
車で行けば片道10分か15分だろう。ルートは旧大山街道経由か国道246経由かどちらでもよいのだが府中街道に出てしまうと前の道は一方通行なので入るのが面倒になる。
往きは大山街道、帰りは府中街道ー246というのが正解のようだ。
今日は開所5日目だが、すでに5人の子どもがいた。一般室が4人、隔離が一人。一般室の4人は特に問題なし。ていうか、みな何で病児保育なの?という感じ。保育園の通常保育でも対応できそうな気がした。
中耳炎で抗菌薬を1日3回飲まさなければならない。保育園では与薬はしてもらえないというので病児保育に来ている。熱も下がった中耳炎なら2回投与でも十分だと思うのだが。分2が標準のセフェムだってある。
隔離室は一つしかない。乳児なら2人収容できるそうだが、それにしては狭い。まるで独房のように見える。もう少し広く取ることはできなかったのかと少々残念な気持ち。「病児」といっても入るのは元気なおたふくかぜや水ぼうそうの子どもだろうから、この広さではフラストレーションがたまるだろう。
おたふくかぜや水ぼうそうが同時に流行ることはよくあるので、この一つしかない隔離室をどう使うかはきっとこれから悩みの種になるだろう。
5人の回診はあっという間に終わる。ちょこちょこっとカルテを書いて昼食へ。
向かいの洋食でメンチカツのランチを食す。ふわっとしたライトなメンチカツ。他にカツカレー、オムハヤシなどのメニューもある。しばらく昼はここかな。
エンゼル高津を利用しました。
隔離室は物置スペースかと思ってしまう程狭いですね。(隔離用出入り口も見当たりませんでしたが、同じ入り口なのですかね…)あれで2人収容は厳しいです。預ける側からすれば、一般保育室のすぐとなりのお部屋というのも少し二次感染が気になるところです。でも高津に開所したというだけでも有難い事です。