2009/06/11
レセプトレセプトオンライン請求に踏みきることにして手続きを開始する。
請求のための回線さえ確保できればすぐにでもできるのかと思っていたがそうでもない。まずはレセコンORCAのサポート担当者と連絡を取って申請書類を送ってもらう。
国保連合会と社会保険報酬支払基金の両方に提出。もう一つ電子署名の認証の手続きは支払基金の方に提出。
オンラインの接続法にはいくつかあって、IP-VPN、インターネット接続(IPsec+IKE方式)、ISDNなど。それぞれに面倒。こんな事をしないとセキュリティが担保されないのだろうか。今、普通にインターネット上でデータを受け渡ししている私などは、ネットの危険を顧みないうつけ者ということであろうか。
ISDNは転送速度が遅いのでとりあえず外して、IP-VPNとIPsec+IKE方式を比べてみる。
IPsec+IKE方式では現在の 光回線・ONU→ルーター→LinuxPC という接続をそのまま使える。USBトークンを使って認証してオンライン請求ができる。形的には一番スッキリしている。
しかし、このためにオルカVPNサービスなどと契約しなければならない。これが初期費用7980円、年間利用料21420円。この接続はレセプトのテキストファイルを転送するだけに使う。1回あたり1850円。フロッピーを宅配便で送っても850円。フロッピーは1枚100円しないから、オンラインにした方がレセプト送料が高くなる。これはどうしても気分的に受け入れがたい。
IP-VPNだとLinuxPCを送信端末に使うとLAN切替機が必要。ONUに請求業務専用のWindowsPCを直接つなげると切替機は不要だが請求業務専用のパソコンを用意しなくてはならない。これもあほらしい。
ということで、一番安上がりでランニングコストの低い方法を採用。
ONUは床下にありLinuxPCは奥の処置室にあるので、ONUからもう一本LANケーブルを引く必要がある。ケーブルを床や壁に這わせれば工事は必要ないのだが、そう言うのはイヤなので電気工事の人に来てもらって床下配線でLANケーブルを増設。この費用がIPsec+IKE方式の年額費用より高くなる可能性もあるがかまわない。これは姿勢の問題である。
今から申請をだしても手続きが完了するのが7月15日らしい。6月分の請求には間に合わない。
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