2009/06/23
おとなりの宮前区でも新型インフルエンザがでたらしい。
詳しいことはわからないが、発熱外来を受診して入院になっているようだ。発熱外来は一見さんの熱発は見てくれないので、経過からして怪しいケースだったのだろう。
そういうケースではこちらも身構えようがあるし、鼻に綿棒突っ込むときだけでもマスクをするという手もある。
困るのは、ふつうあんまり熱なんか出さない年長児や成人が、熱がある、頭が痛い、そういえば関節も・・・なんて事で外来に来たとき。
とりあえず溶連菌感染症あたりであってくれと、のどの検査。
グリグリ、おぇーっ。
(待つこと暫し)
残念、陰性。
うーん。困ったなあ。どうします。やりますか。あっちのほう。
ええ、すっぱりやってください。
わかりました。いいですか。やりますよ。
グリグリ、うんぎゃー(涙)
(待つこと暫し)
こちらも陰性でした。
よかったぁ。で、何なんでしょう。
風邪って見立てじゃいけませんか。
風邪なんて言葉は医者が使う言葉じゃないって日頃言ってませんでしたっけ。いつもホラ、ウイルス性のなんたら炎とか・・・
病名にもTPOがあるんです。
インフルエンザの可能性が否定できないってことでタミフルなんか出してもらうと嬉しいんですがね。
いやぁ、それはできないなあ。私は理詰めの人だから。風邪にはタミフルは出しません。
てな、会話はありませんでした。
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