2009/07/22
かねて準備中のレセプトオンライン請求。4000円も払う電子認証などの手続きも終わり、先日セットアップCDなども送られてきた。今日はサポート業者さんが来て開通試験を行う。
すでにソフトウェアはリモートメンテナンスシステムからセットアップ済み。今日は実際に担当者が来てパソコンのセットアップを行った。
当院で採用したシステムは請求用のWindowsパソコンを用意するのではなく医事会計ソフトORCAのサーバー機になっているLinux機をインターネット回線を切り替えて接続するシステムである。
すでに切り替え用の光回線に直に繋がるケーブルは用意してある。あとは繋ぐだけかと思ったら、直に繋がる方の回線が通じない。床下のハブに直接繋ぐとインターネットに繋がるので、これはケーブルかコネクタの問題である。仕方ないので床にケーブルが這う仮配線でセットアップをしてもらう。
なにやらごちゃごちゃやっているうちにセットアップ完了。
テストのデータを送ってみる。
光回線でデータを送るのにいったん作成したデータをフロッピーに落とすという。何で今更フロッピーなのか。原発でウラン溶液を柄杓ですくっているようなものではないか。
フロッピーに落としておけば、電送に失敗しても今まで通りフロッピーを宅配便で送れば大丈夫ですから、とのこと。オイオイ。それに控えにもなりますから、とフロッピーに絶大の信頼をおくシステムのようだ。
ともあれ、手順通りやれば簡単に電送完了。
データを送ると先方でデータをチェックして、おかしなデータがあるとエラーとして一覧表示される。電子返戻というわけだ。その内容をダウンロードして、もう一度レセプトを修正して送り直す。
先月分のデータでテストしたら残念ながらエラーが1件もなく修正の練習はできなかった。
何とか、7月分の請求はオンラインでできそうだ。
電気工事の業者に電話したらさっそくやってきて配線をチェック。やはりモジュラーのジャックの配線が1本外れていた。つなぎ直して床上配線は解消、スッキリした状態に戻る。
手動の回線切替機は少々ウザイが請求専用のPCを準備するよりはずっといい。
レセプトのオンライン化などお上の都合で勝手にやっていることで、ぎりぎりまで放っておいた方がよいというのは、まあその通りなのだが、こういう仕組みを使ってみたいという気持ちの方が強いのである。
要するに性分ということだろう。
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