2009/07/28
今週からはほとんどの学校が夏休み。休み前の新型インフルエンザの拡大が一休みになるかと期待されているのだが、周辺の事情はそうでもない。
川崎市の中では高津区の新型インフルエンザの患者数が圧倒的に多い。主に小学校が起点になった流行だが、その学校はすでに休校になったまま夏休みに突入している。その周辺に患者が増えてきているのが現状である。
それ以外にも都内の通学範囲が広い私立学校でも患者が出ているらしく、近辺でも確認されている。林間学校で広がったらしい。
その林間学校帰りの生徒が発熱で来たのだが迅速キットでは陰性。熱も高くなく元気にしているので夏かぜかも知れないけど、ひょっとしてインフルエンザかも知れないので外出は控えてもらうことにした。
迅速診断キットの感度が60%くらいという話なので、症状が典型的でなく検査が陰性の場合にはその対応がなかなか悩ましい。
ただこれだけ感染が拡大してくると出歩いている元気な保菌者の数は相当な数になっているはずで、一人一人を心配しても集団としての流行状況にはもう関係ないのかも知れない。
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