2009/09/10
小児急病センターの準夜当番。クリニックの方は今週に入って急にヒマになっているので、多分急病センターの方もヒマだろうという予測。予測はほぼ当たりで、7時のスタート直後こそ列ができたが後はまばら。
もちろん、発熱でインフルエンザではないかという心配の方が受診者の大半。
問診だけでこれはインフルエンザじゃないというのが多いのだが、強く検査を希望される方には迅速検査を行う。今夜は検査した全員が陰性。検査前のこちらの心証がすべて当たりである。内科の方もインフルエンザの陽性はゼロだったとのこと。
昼間のクリニックの方では3名が陽性。3人とも話を聞いただけでこれはインフルエンザでしょうというもので、検査してみたらやっぱり陽性。他にも何人か検査をしたのだが、検査前の心証はシロ。結果はみな陰性で、結果論で言えば検査しなくても全部診断がついたということになる。
まあ、これはたまたまこういう事になっただけで、検査しないですべてわかるというわけではない。
でも、きちんと話を聞いて診察をすればかなりの精度で診断はつくということだろう。
インフルエンザらしくないということは、仮にインフルエンザだったとしてもインフルエンザが進展して脳症や肺炎にはならないだろうという判断だということである。
インフルエンザかどうかは顔見ればわかる・・・言い過ぎか。スマソ。
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