2009/10/15
昨日フジテレビの「特ダネ」からインフルエンザワクチン接種のビデオ取材を受けた。。新型インフルエンザがらみのコーナーで取り上げるとのことだった。翌日の今朝放映された。当日接種に来られたお母さんたちがインタビュー取材を受けていた。
各局の報道番組を見ても「新型インフルエンザ」関連の話題はニュースのランキング上位に来るようだ。それだけ関心が高いということなのだが、どうも、関心が高い→報道で取り上げる→ますます関心が高くなる→報道が過熱 という連鎖になっているような気がする。
「特ダネ」でもコーナーの最初に断っていたが、インフルエンザワクチンはインフルエンザに感染したり発病したりすることを予防できるわけではない。発病する割合を少しでも少なくし、重症化をおさえる事を期待しているということである。
国産の新型インフルエンザワクチンは製法が季節性ワクチンと同じなので効果は季節性インフルエンザなみという理解でいいだろう。
季節性インフルエンザワクチンの場合、重症化を抑えると言っても、実際にインフルエンザワクチンが脳炎・脳症や重症肺炎を防ぐという医学的な証拠はない。重症化を防げればいいなぁ、と言うレベルなのである。
なので、新型インフルエンザワクチンに過度の期待は禁物。
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