2009/10/30
病児保育室の回診の日。行ってみたら8人定員のところに2人。このところ、だいたいこのペースらしい。
今、病児保育に預けたいという需要の大半は新型インフルエンザがらみの事だろう。熱は下がったが登園許可が出ない、本人は元気。というようなケース。これを病児保育で預かって欲しいというのは当然だろう。
ただし、今の取り決めでは新型インフルエンザであるとわかっている子どもは預からないという事になっている。つまり、最大の需要に応えられない。
病児保育を行っている小児医の知人たちの所では、すでにインフルエンザの預かりを始めているところもある。そのために、院長はパスして保育士さん、看護師さんに医療関係者用の新型ワクチンを接種しているという。
インフルエンザ迅速検査が陰性でも実はインフルエンザだったというケースは山ほどある。インフルエンザ検査を基準にして預かるかどうかを決めるのはこの時点の蔓延状況から考えて意味のないことのように思う。
それよりは、預かった子どもがインフルエンザだったとしてどのように保育するかを考えた方がよいのではと思う。
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