2009/12/28
今年の診療もあと1日を残すだけになった。今年の後半は新型インフルエンザに振り回された半年だった。
とくにきつかったのはインフルエンザ患者が殺到する中で新型インフルワクチンの接種を進めなくてはならない事だった。
そもそも季節性インフルエンザワクチンでいつも手一杯の所に新型ワクチンが舞い込んできた。
国が接種料や接種の優先順位を決めておきながら「任意接種」だというむちゃくちゃな話である。しかもその方針が二転三転して、その度に対応にてんやわんやとなる。
当地では集団接種の話はついにまとまらず、接種希望者は医療機関に殺到することになった。ワクチン配付のばらつきも大きく、余るところと足りないところが混在する。
医療機関には問い合わせや苦情が殺到して窓口機能はは麻痺状態と成ったところも多い。
それでも何とかWeb予約システムを使って殺到する予約をさばき、苦情の電話やメールにも何とかお答えし、今年最後のインフルワクチン接種は終わった。
年明けは最初の2週間の予約枠を空けてあるが、まだ全部埋まらない。このあと高校1−2年生や健康成人への接種が始まるがこの分ではここらで新型インフルワクチンの特別体制はおしまいと言うところだろう。
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