2010/01/21
神奈川県では今日21日から新型インフルエンザ接種の優先接種の順位が無くなって全年齢に接種してよいことになった。優先対象者ではない孫にこっそり接種して袋だたきに遭ったお医者さんがいたが、こういう事も過去の話である。
早速これまで接種できなかった親御さんが接種に来る。
新型インフルワクチンの予約枠は当日でも空きがある。昨年11月12月の血走った状況とは全く違う。ワクチンもだぶついていて、これからはどれだけ接種希望者がいるのかわからない返品不可のワクチンをエイヤとまとめて注文するリスクはなくなる。無くなりそうになったら県に連絡して、2-3日で卸さんが持ってきてくれるそうだ。
ちょっと意外だったのは1歳以下の赤ちゃんへの接種もオーケーだと言うこと。厚労省の担当者によれば、ゼロ歳児は効果とコストのバランスから考えて接種の優先対象からは外していただけで、接種不適格ということではないのだそうだ。ワクチンの能書には接種年齢の下限が書いてないから生まれた当日だって接種は可能らしい。
今頃そう言うことを言われても困るのだが、とりあえず6ヶ月以上の赤ちゃんには希望があれば接種する事にする。副作用の心配はほとんどないが、効果という面では余り期待できない。当院としては積極的にお勧めはしないが、接種希望があればお断りはしないというスタンスで臨みたい。
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