2010/02/05
病児保育の回診。6名のお預かりだがうち3名は病児保育ではお預かりできない病状と言うことで家族を呼んで病院を受診しているとのこと。話を聞くと確かにそんな状態なら保育室ではなく病院だわな。
病児保育で預かる「病児」の程度の評価は中々難しい。これなら病児保育ではなくていつも通っている保育園でいいのにと思う子も多い反面、これはとても預かれませんという子も時々ある。
嘱託をしている病児保育施設は病医院併設型ではなく保育園併設型なのでどうしても重い症状があれば預かりにくい。
今回、市の方からの通達で新型インフルエンザの回復期は預かるようにという連絡が来ている。解熱して2日経っていて元気なら可というものだが、これは季節性インフルエンザでの普通の保育園の登園基準である。それと同じでは「病児」保育の意味がないのでは。まあ、発症した日をゼロとしてその後7日間休ませるという基準からみたら有り難いということだろうが、保育園でこの登園基準を厳重に守っているところはないのではないか。
それでも、新型インフルエンザという診断がついたら預かりませんというところからは大きな前進ではあるのだが。
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