2010/02/23
週空けて2日目。患者数は先週よりだいぶ多いがまだインフルエンザはゼロ。それらしい症状の人もいない。
先週から引き続いて多いのは溶連菌感染症。
感染性胃腸炎も多いことは多いのだが、他院でノロウイルスと言われたといいう患者さんに聞いてみると別にウイルス検査をしたわけではない。ノロウイルスかも知れない、がノロウイルスです、になってしまっている。
マイコプラズマ肺炎なんかも同じ。マイコプラズマ感染症の可能性もあるので検査して抗菌薬を出しますと言ったら、マイコプラズマ肺炎でお休みしますと幼稚園には報告される。検査の結果はマイコプラズマ陰性だったとしても、幼稚園ではマイコプラズマ肺炎が流行っているということになる。
今は、ノロウイルスが多く検出されているので、ノロウイルスと言っておけば大きくは外れないだろうが、今流行っている感染性胃腸炎のほとんどがそうかと言われたら、たぶん違うだろう。
そんなわけで、風評による流行もあるということ。
患者さんへの感染症の説明には充分注意が必要と感じている。
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