2010/03/04
ヒブワクチンの接種が始まって1年あまり。任意接種で費用の負担も大きいのだが接種希望者は多くてまだまだ待ち列が解消されない。肺炎球菌ワクチンの接種も始まったがこちらはさらに接種料金が高額。
肺炎球菌の方は発売されたばかりということでまだ公費助成がされている所はないがヒブワクチンの方はかなりの自治体で公費助成が始まっている。左のマップは公費助成のある都道府県が緑になっているが神奈川県は白いまま。
ワクチンの有効性と安全性はすでに世界中で確認され、多くの国では公費で接種されている。
現状では経済的な余裕のある人だけがワクチンの恩恵にあずかれる。健康格差と言うべき現象である。
そしてこの健康格差は日本国内の地域格差としても現れている。
ヒブワクチンに限らず、肺炎球菌ワクチン、水痘ワクチン、おたふくワクチン、B型肝炎ワクチン、子宮頚癌ワクチンなど有効で安全なワクチンはすべて定期接種として公費助成がなされるべきだろう。
真っ白な神奈川県。
全部緑色にするために声をあげなくては。
横浜の山本淳先生は
というのを立ち上げている。
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