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かたおか小児科クリニック

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診療報酬改正説明会

2010/03/19

この4月で改訂される診療報酬改正の医師会主催の説明会に出席してきた。今回の改正では細々といろんな事が変わる。レセプトコンピュータの設定変更が結構大変なんじゃないかな。

 

 一番大きな点は再診料が診療所と病院で同じになって69点。診療所は2点減、病院は9点増となる。

外来管理加算の5分ルールというのは無くなった。このルールを厳密に守っていた診療所なんてあるのかなと、今更なからに思うが。

電子化加算が無くなった。これまで初診に3点がプラスされていた。

かわりに明細書を無料で発行していると明細書発行体制等加算というのは1点付く。こちらは再診料に加算される。開院当初から領収明細書を会計のない人にもお渡ししているのでいままでの事を続ければお一人様10円余分に頂ける。

一番ややこしいのは地域医療貢献加算。これは再診料に3点プラスされる。これを算定すれば再診料のマイナス2点を補って1点おつりが来る。

「地域の身近な診療所において、患者からの休日・夜間に病院を受診する軽症患者の減少、ひいては病院勤務医の負担軽減につながるような取り組みを評価するものである。」

と言うことなのだが、要するに患者さんが時間外に問い合わせをしたいと思ったら「原則として常に電話に応じること」とのこと。

留守電でもいいらしい。

今も当院では時間外は留守電だが、急病の場合の受診の相談は川崎市救急情報センターの番号と院長に急用の場合は院長の携帯番号の二つをお知らせしている。

さて、これで要件を満たすのであろうか。

なんかすごく面倒くさい。

携帯にかかってきた電話を取りそびれる事なんて結構あるから、あとでクレームが来たりしても不愉快だし。算定すべきかどうか迷うところである。

地域医療に貢献というなら、休日診療所や小児急病センターの当番をやっているのはどうなのよ。これは要件にならんのか。病児保育の回診や保健所の検診は保健事業であって地域医療ではないというのかな。


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