2010/04/13
医学生の見学実習の日。お母さんが外国人の赤ちゃんのワクチンを打ちながらワクチンのギャップを学生共々ひしひしと感じる。
韓国人のお母さんの子。ヒブも肺炎球菌も終わっている。 ロタウイルスが1回で日本に戻ってきた。2回目が受けられないかと聞かれる。
日本ではロタウイルスワクチンは認可されていないけど、外国人相手のクリニックなどでは個人輸入をしていて受けることはできる。紹介しましょうかと言ったら、すでに調べられていて、すごく高くてソウルまでの飛行機代と変わらないから実家に戻って受けるという。
ポリオは日本では生ワクチンで副作用が怖いとおっしゃるので、こちらも韓国に里帰りして不活化ワクチンの接種をお勧めする。
もう一人は中国が実家のお母さん。中国に戻る事になったのだがその前に日本で受けられるワクチンは接種していきたいとのこと。どうも母国のワクチンは信用できないらしい。
と言うことで、今日は日本脳炎の接種。ヒブワクチンも是非受けたいのだけど、予約は早まらないかとのこと。当院の状況ではまだ6ヶ月近くまつようだ。
それより中国に戻って受けたらヒブワクチンはすぐにでも接種できると思いますよ、とお伝えする。たぶん中国製ではないでしょう。ヒブワクチンがこんな事になっているのは日本だけなんだし。
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