2010/04/27
今週に入って水ぼうそうが爆発している。ある保育園の第二波がメインなのだが、それ以外の保育園、小学校でも次々に患者が出ている。
この流行で気になるのは、水ぼうそうワクチンを接種していてかかってしまった子どもが多いこと。水ぼうそうやおたふくかぜはワクチンを接種していてもかかることはある。だいたい接種した人の10−20%という説明をしているが、印象ではそれよりも多そう。かかった人の数は把握できてもかからなかった人の数が不明なので正確なパーセンテージの算出は難しい。
仮にかかっても軽症である場合がほとんどで、いつもの流行では熱は出ない、発疹の数も数えられるほどというのが多い。ところが今週の患者さんはどういう訳かワクチン接種をしているのに結構な熱が出ている。発疹の出方は重症ではないので全体としては軽いと言うことになるのだろうが、熱の出方は気になるところ。
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