2010/09/02
9月1日は当院の電子カルテ記念日。この日から紙カルテ併用は終了して電子カルテ一本で行くことになった。
5周年だということはすっかり忘れていたのだが、医事会計ソフトORCAの保守契約が5年になって新規の契約をどうするかという話が来た。
5年を越えるとハードウェアの保守契約ができなくなるので新規のハードに乗り換えをすすめられた。今のハードはIBMのPCでトラブルもなく順調に来ている。この間一度も電源を落とすこともなく連続運転、ハードウェアとしてはなにひとつ問題を起こさなかった。
パソコンの電源がいかれたり、ハードディスクがいかれたりするのは2-3年以内。そこを乗り越えたら当分壊れることはないというのが私の持論。IBMのこのPCは10年くらいは持ちそうな気がする。
とは言え、ORCAもバージョンが上がりLINUXのOSも進化してくるとハードウェアの限界も出てくのだろう。そこそこのところでハードのリプレイスも考えなくてはいけないとは思っている。
これまで任意接種のワクチンなどの「自費」の会計はORCAを通さず直接窓口で会計していた。5周年記念でというわけではないのだが、これをORCA経由で会計をすることにした。
こうすればこれまで手書きしていた領収書をORCAから出力できる。
どうして、今まで手書きだったのかというと、話が長くなる。
昔のORCAでは予防接種などの自費項目だけの会計も保健病名漏れのチェッカーをかけると「病名」がないというのでチェックリストにのぼってくる。この数が多くていちいちチェックリストで「無視」のクリックをするのも大変。ということで手書き領収書の道を選んだのである。
この不具合はすぐに修正されたらしいのだが、いったん手書き領収書が定着してしまうと、ま、いいかになってしまう。
インフルエンザワクチンが始まると大量の手書き領収書が必要になるのでここらで何とかしようと言うことになった。
本日、院長が残業で「自費項目」作成と電子カルテWINEStyleとORCAのCLAIM設定を行った。これは手作業で結構大変なのである。
実際にうまく動くかどうかまで試してないので、明日朝からの業務にどう影響するか。
それは明日のお楽しみ。
コメントを残す