2010/12/02
一般診療が感染性胃腸炎やRSウイルス感染症で忙しいのに加えて、インフルエンザワクチンをはじめとした予防接種も予約がタイトになっている。
インフルエンザワクチンの新規予約はお断りしているが、他のワクチン専用枠にもインフルエンザの予約を回している関係でこちらの方が厳しくなっている。
ということで同時接種が増えている。単独の接種の方が珍しいくらい。
接種本数が増えると1人当たりにかかる時間は増える。1人当たりの時間枠は以前と変わらないので同時接種が続くとどんどん時間が押していく。
今やDPTとヒブ、肺炎球菌の3本同時接種はあたりまえ。それにB型肝炎ワクチンも希望されると4本。
年明けから不活化ポリオも扱うのでこれも一緒と言うことになると5本である。これはみなゼロ歳児なのであまりインフルエンザワクチンは接種されないがインフルエンザも希望tなると6本。
今のところ左右上腕の上下に1本ずつ合計4本までは何とかなる。5本目からは大腿外側ということになるだろう。
日本では大腿部への注射は公式には認められていない。
欧米では全部大腿部への接種なので外国人がうちでワクチンを接種したときに腕をめくりあげたら驚いた。
え、腕に刺すんですか?!
所変われば品変わる。郷に入っては郷に従えとは言うが、日本のやり方はガラパゴス。
本来ならとっくに淘汰されているはずのポリオ生ワクチンが特殊な環境(ワクチン政策)のためにいまだに生き残っているのだから。
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