梶が谷駅から徒歩9分
かたおか小児科クリニック

 昨日インフルエンザのピークは越えたか、と書いたけどそういうわけでもなさそうだ。

今日もインフルエンザでいっぱい。

 ふだん火曜日はちょっと一息つけるのだが今日は午前中から延長戦。

インフルエンザの検査キットの消費の早いこと。棚に並んでいる10回分一箱のキットがどんどんなくなっていく。

何も、熱のある患者さんにみな検査をしているわけではない。

しかし、インフルエンザを心配してやってくる患者さんは多い。

どうでしょうと言われたら、そうですねじゃ検査してみましょう、になってしまう。

インフルエンザ陽性だったらタミフル、リレンザはみな処方するかというと、たいていは処方している。

処方率は9割くらい。

これは新型インフルエンザ以降の傾向で、それまでは抗インフルエンザ薬の処方は5割以下だった。

日本で新型インフルエンザの死亡率が低かったのは、何でもかんでもすぐにタミフルというのがよかったのだという論調がある。

何だかなあ、と思いながらも時流に抗しきれずずるずるときている。

「抗インフルエンザ薬の適切な使い方」これは知りたいものだ。

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