2011/04/25
ワクチン後の死亡事例が続いた「事件」の後遺症が続いている。
ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンを含む同時接種を避ける方がいる。
もちろんこの「事件」の影響だ。
調査委員会が死亡例とワクチンや同時接種の間に因果関係は認められなかったという結論を出して接種が再開されたが、まだ何となく心配という雰囲気である。
世界中では20年以上前からヒブワクチンを含む同時接種が、10年以上前からは肺炎球菌ワクチンも含む同時接種が行われてきている。
同時接種のために副作用が増えたり、ワクチンの効果が減ったりすることはないということはすでにこの間に証明されている。
当院でもヒブワクチンが使えるようになって同時接種を始めたが同時接種に伴う健康被害の経験は全くない。
同時接種は必要な免疫をできるだけ早くつけていくためには不可欠な、そして安全な、方法である。
「同時接種は怖い}というのは風評被害としか言いようがない。
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