先週後半から発熱の患者が増えている。小学校高学年までの年齢が多い。
小学生で発熱、のどの痛みというと溶連菌感染症と相場が決まっているのだが、今回の状況はどうも違う。溶連菌迅速検査で陽性に出る子もいるのだがそれ以上に陰性が多い。
では何か。
血液検査も併用したケースでは白血球も増えてなくて炎症の指標のCRPも低い。
何か、ウイルス感染による上気道炎。
ヘルパンギーナでもないし、アデノウイルスでもなさそう。
「夏かぜ」でしょう、という説明にもならない説明をしているのだが、抗菌薬は不要ですという意味を込めている。
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