2011/06/21
今日一日でリンゴ病と診断した患者さんが4名。かなり流行している模様。
伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB-17 で起きる感染症。
頬や手足に紅斑が出てくるが、紅斑が出る時点では感染力はない。紅斑の出る7-10日前に微熱や倦怠感を訴える場合もあるがほとんどは無症状。
わかった時点では特に打つ手はない。
じゃ、受診しなくてよいのかというと、紅斑の出る溶連菌感染症や他のウイルス感染症との区別も必要なので一度はみせてほしい。
一度かかれば二度とかからないが、本当にリンゴ病だったのかどうかの診断は結構難しい。
妊婦さんが感染すると赤ちゃんが胎児水腫となって流産の危険がある。
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