2011/11/05
今シーズン2回目の土曜午後のインフルエンザワクチン特別接種日。午後2時から6時まで。ひたすらインフルエンザワクチンの接種。今日は140人。
土曜日の集中接種はシーズン通して4回。水曜日も4回。
「(個別)集中接種」であって「集団接種」ではない。
集団接種だと被接種者を一堂に集めてまとめて説明をし、予診票のチェックと注射は別々の医師ないし看護師が担当。流れ作業で接種を進めていく。
これは大変効率がよい。昔学校などで行われていた方式だ。
腕をまくって順番を待つ。
何列かできていて、注射する先生が違う。
終わって戻ってくるやつに「痛かった?」と聞くとたいてい「すっごく痛い」と答える。
どの列の先生が痛くないかが最大の関心事。先に終わったもの勝ちである。
個別接種だとこういう風景はない。
たいてい家族、兄弟が一緒に入ってくる。
誰が一番か。小さい順とか、大きい順とか。ちょっとしたいざこざは起きるがかつてのドキドキ感はないだろう。
なんと言っても、今は注射が痛くない。
当院で使用している注射器はインスリン注射用の極細針。刺したところを見ていないと刺したかどうかもわからない。
通常のワクチン用注射器と比べて割高だがデッドスペースが少ないのでワクチンが有効に使える。まとめて大人数をやれば十分モトが取れる。
今日あたりから2回目接種が出てきているがまだ折り返し点には遠い。
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