2012/02/19
この土日、2日続けて母子保健関連の講演会に出てきた。
土曜日は神奈川県医師会の母子保健講演会。
母子保健対策委員会の副委員長ということになっているので司会進行係。
この講演会、毎年1回行われて、それがこの委員会の仕事のほぼすべてということになる。テーマも行政の方から振ってきた内容をなぞるだけ。聴きに来る人も少なくて、今季からメンバーになったものの何か今ひとつスッキリしない。
今回は「ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)の母児感染対策」ということで東海大学医学部血液腫瘍内科の町田真一郎先生の講演。
お話しはわかりやすく、これまであまり関心のなかったHTLV-1について知識を得ることができた。
日曜日は日本医師会館で「母子保健講習会」。
午前中は講演が2題。
「妊娠等に関する相談窓口事業について」
寺尾俊彦先生(日本産婦人科医会会長)
「災害と周産期医療について」
吉村泰典先生(慶応義塾大学産婦人科教授)
午後はシンポジウム「産科医療保障制度の現状と課題」
1)産科医療保障制度とは
2)原因分析について
3)再発防止について
4)見えてきたもの、見直しに向けて
ということで4人の演者が話をしてその後討論。
基本的に産科医療の問題で、小児科医としては正直しんどかったのだが帰って報告をせねばならずしっかりと拝聴。
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