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かたおか小児科クリニック

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感染性胃腸炎が多い

2012/04/20

 このところ多かった感染性胃腸炎だが、今週末になってさらに増加。

 一般的には軽症だが中には39℃から40℃の高熱がでるケースもある。脱水で輸液が必要というケースはない。多くはロタウイルスと思われる。

昨日、嘔吐と腹痛で来院した3歳児。下痢はない、というか、便は前日から出ていない。

周囲の状況から感染性胃腸炎と思われたが、便が出ていないので浣腸してみる。

便意はあってお腹を痛がるがどうしてもトイレで排便しようとしない。ずっと泣き続けている。

そのうち腹痛が治まったので、便が出ない状態でいったん返す事にした。

その後食事はできたと言うが、今日になってまたはき出した。腹痛はないという。まだ便は出ていない。

これはどうしても便を出さないといけないと言うことで2度目の浣腸。当然大騒ぎ。

やっぱり便意を我慢して泣き続けている。トイレは拒否。

仕方ないのでまた帰宅。帰ってお家のトイレで出しましょう、と夕方にもう一度来てもらった。

スッキリした顔でやってきた。最初はころころ便で最後は下痢便だったそうだ。

こういう下痢便をころころ便が栓をするというのはよくある。浣腸は有効な治療と診断の手段だ。


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