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かたおか小児科クリニック

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患者さんは少ないのだが難しいケースが多い

2012/05/28

 5月連休明けは総じてヒマ。そのペースが月末まで続いている。病気の患者さんの数は少なくて、その分予防接種が多い。

 病気の患者さんが少ない分、一般診療の時間を予防接種にあてることができるので何とかバランスを保っている。なので、診察室のデスクに新聞拡げて爪切ったりしているわけではない。それなりに忙しい。

病児の患者さんは少ないと言ったが、風邪じゃないちょっと難しい発熱の患者さんが何人か続いている。

4月から40℃近い高熱が何日も続いて、いったん下がってはまた上がってくる。下がっているときは元気で保育園にも行けている。感染症の検査はいろいろ行ったがみな空振り。まだ診断がつかない。

発熱で受診したが元気も良いので様子見ましょうと言っていたら休日の夜に高熱になって発疹が広がったというケース。病院の救急に飛び込んだら川崎病の疑いで入院になったと連絡がある。

ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンが出てきてから菌血症や髄膜炎はほとんど見なくなった。当院ではここ2年血液の培養検査で細菌が検出されたケースはなかった。

血液培養検査はほとんどが空振りだったわけだ。

先日久しぶりに陽性のケースがあった。

抗菌薬で一発で解熱したがその後にファックスで培養陽性の報告がくる。まだグラム陽性球菌としかわからないがおそらく肺炎球菌。ワクチンは3回接種済みなのでワクチン株かどうかかが問題になる。

年長児の咽頭炎。のどが痛い、のどが真っ赤。溶連菌かと思って検査してもみな陰性。

これはいったい何だろう。ウイルス感染と考えて抗菌薬は使っていないのだが。


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