2012/07/27
何でも「夏かぜ」ですませていたら危ないと自戒したのだが、自戒しといてよかった。
腹痛と発熱の患者さん。「お腹に来る風邪」とはちょっと違う。何と言ってもお腹を触るとちょっと「硬い」。
血液検査で白血球が増えている。超音波検査で虫垂のあたりがやけによく見える。お腹の超音波検査はガスでよく見えないのが普通。よく見えたら何かある。
おそらく虫垂炎だろうということで病院を紹介。
先週、発熱で血液検査をしたら白血球が多くてCRPも高い。目も赤いのでアデノウイルスの検査などをしたが陰性だった。熱が続くようなら再診することになっていたのだが熱が下がったのでそのまま来なかった。そうしたら、数日して指の先から皮が剥けてきたという。
これは川崎病を否定できない。念のために心臓の超音波検査で異常がないかを確認する。心臓には異常なし。
そう言うようなことが重なって、午前中そう患者数は多くなかったのだが、大渋滞となった。
午後も患者さんが途切れることはなかったが延長戦にはならず。
川崎の医師会館へ不活化ポリオ接種事業説明会の司会の役目があるので出かける。
終わってから自宅へ直行。
遅い夕食を食べてオリンピック男子サッカー対スペイン戦を観る。
今更言うのも何だが、ひょっとして勝つんじゃないかとうすうす思っていたのだ。
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